SF小説本「ほしのいと きみのいと」
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壁紙が褪せるほど過ごしたこの部屋に、あなたはいない。 彼の星が極秘で計画した複数のテロ事件により、惑星L29はほとんどの軍備施設を失った。有効な対抗策を講ずる間もなく星間戦争が幕を開け、多くの生命が闇の底へ消えていき、幕はあっけなく閉じた。 その、たったひとりの生き残りがテイだった。 彼は愛しい人に救われた命だからと、生に縛りつけられていた。朽ちゆく心と手首へ夜の残滓が沁みていく日々に、彼は願った。 「あの日に帰りたい。果たさなきゃいけない約束があるから」 過去を乗り越えたい、ノスタルジックSFロマンス 試し読みはこちら: https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16970770
壁紙が褪せるほど過ごしたこの部屋に、あなたはいない。
彼の星が極秘で計画した複数のテロ事件により、惑星L29はほとんどの軍備施設を失った。有効な対抗策を講ずる間もなく星間戦争が幕を開け、多くの生命が闇の底へ消えていき、幕はあっけなく閉じた。
その、たったひとりの生き残りがテイだった。
彼は愛しい人に救われた命だからと、生に縛りつけられていた。朽ちゆく心と手首へ夜の残滓が沁みていく日々に、彼は願った。
「あの日に帰りたい。果たさなきゃいけない約束があるから」
過去を乗り越えたい、ノスタルジックSFロマンス
試し読みはこちら: https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16970770
姉さん
僕には冥王星人の姉がいます。村でいちばん計算と徒競走が速かったのは地球の者ではないからでした。彼女が口ずさむ妙ちくりんなメロディの「冥王星の歌」が十三年経った今も、耳から離れません。そんな自由が許される、満たされた星に住んでいたのにどうして、何もない田舎へ姉は来たのでしょう。サンタクロースでもないのに。
仕様
サイズは文庫本(A6)、フルカラーカバー付きです。 イラストは周祢ツユさま( @tsuyu_amane )より。